イベント後記 -渋谷Message Festival 2010-
改めまして御礼申し上げます。
感謝の気持ち
みなさん、感謝の気持ちを伝えることはできたのでしょうか。設置ブースに用意した白い大きな布に、みなさんが日頃伝えきれていない感謝の言葉を書いていただきました。お父さん、お母さん、お友達にありがとうと伝える言葉がとても多い中、“嵐ありがとう”というメッセージもありました。そして、『お空のママへ、いつもありがとう』というちょっと切なく心打たれるメッセージも…きっと、お空のママは、微笑みながらこのメッセージを受け取られたに違いありません。感謝する対象はどなたであってもそれを言葉にして伝えることの大切さ、嬉しさ、気持ち良さを感じていただけたのではないでしょうか。
アーティストの方々
一方、メインステージでは、10代の感謝ソングコンテストが行われました。ステージでは、6組の若きアーティスト達が、感謝の気持ちを歌にのせてくれました。先陣を切ったのは、振り付けもかわいい女の子5人組の“褒め殺し。”。激情あふれるサウンドで心を揺さぶった“NOGIKU”。女の子2人組の空気感とハーモニーが心地良かった“はるまき”。躍動感溢れる“LIGHTS”。ギターの男の子の若さあふれるパフォーマンスが最高だった“Shrimp”。そして、最後は“カレン・ワイ”の美声に酔いしれました。
コンテストである以上優勝を決めなければなりません。優勝は、感情を一番伝えられたという評価点が高かった“NOGIKU”に決定しました。審査員のみなさんが順位をつけることを躊躇うほど、将来性のあるアーティストのみなさんに集まっていただきました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
審査員も兼ねていただいたゲストアーティストのアルケミストのライブでは、お客さんからお題となる言葉(“急行か各駅か”、“冬”、“高校生”の3つ)をいただき、即興で歌詞をつくりながら歌うというものでした。中でも難しそうなお題“急行か各駅か”は、急行か各駅か、どちらに乗ってくるかわからないけど、早く会いたいから急行に乗ってきてほしい!という気持ちが込められた歌詞が即興で作られ、会場はとても盛り上がりました。
また、運営の都合上、1曲多く歌ってくださいという突然のお願いにも関わらず、即興で快く引き受けてくださいました。アルケミストさん、本当にありがとうございました。
トークショー
さらに、ゲストトークショーでは、お一人目に、元サッカー日本代表の奥大介さんに登場いただきました。奥大介さんは、子どもの頃は、野球少年だったそうです。その野球少年がなぜサッカーを始めたのでしょうか。その答えは、お父様の一言だったそうです。「おまえは、体が小さいので、野球よりサッカーのほうが向いている。運動神経はお父さん譲りで良いはずだから、サッカーをやれ。」この言葉がなければ、日本代表選手「奥大介」は生まれなかったといっても過言ではないでしょう。お父様に感謝の気持ちを伝えていらっしゃいました。
ゲスト
そして、もう一人のゲストは、TV番組のMCやドラマでも大活躍の佐々木希さん。佐々木希さんが出てくるやいなや身動きも取れないほどの人だかりができました。たくさんの人からの大きな歓声で、佐々木さんの感謝の言葉も、かき消されてしまうくらいでした。今回、選んでいただいた感謝の言葉も素敵なものばかりでしたね。
お忙しい中、私たちのイベントにお越しいただき、ありがとうございました。
さらに大きな企画を実現!
このプロジェクトの発足当初、企画の壮大さにその実現可能性を疑問視する声もあったようです。渋谷のど真ん中「109」の前で、有名タレントをゲストに迎え、10代の感謝ソングコンテストを盛り上げてくれる若手アーティストを集めて、多くの企業から協賛をいただくことが本当にできるのだろうか、と。
しかし、失敗を恐れず、手探りでも前に進んでいけば、ないはずの道が見えてくるものです。多くの困難を乗り越えることができ、多くのみなさんからのお力添えをいただくことで、壮大なプロジェクトは実現しました。たくさんのみなさんに感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。来年もみなさんと一緒にさらに大きな企画を実現できますように!
皆さまに感謝!
来年もみなさんと一緒にさらに大きな企画を実現できますように!
2010年8月8日
社団法人東京青年会議所 渋谷区委員会